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身体の冷却方法
暑いときに身体を冷やすと言ったら、首や脇、鼠径部といった大きな血管が存在する部位を冷やすイメージがありますよね。
最近は首、脇、鼠径部といった一部を冷やすよりは全身を冷やすことが重要といわれています!なので、全身に水をかけて冷やす方法やアイスバスといったプールに氷を入ることで身体の熱を下げます。

他にはアイスラリーといって、細かい氷の粒子が液体に分散した状態の飲み物で、流動性があり、体の内部を効率よく冷やす効果が期待できるため、熱中症対策に期待できます!
水じゃだめなの??
熱中症時に電解質の入った飲料を飲む必要があります!
汗で失われるのは水だけじゃない!
高温環境下では汗をかきます。汗の中にはナトリウム、カリウムといった電解質が含まれます!これらの電解質は体液のバランスを保ち、神経や筋肉の働きに重要な役割を果たします。
体液濃度のバランスが乱れる!
大量に汗をかいた後で水だけを飲むと、体内の水分量は一時的に回復しますが、電解質は補給されません。この状態だと、血液中のナトリウム濃度などが薄まってしまいます。人間の体は、この電解質の濃度を一定に保とうとする働き(ホメオスタシス)があるため、濃度が薄まりすぎると、これ以上水を飲まないようにしたり(飲みたいと思わなくなる)、余分な水分を尿として排出したりしてしまいます。
結果として、せっかく水を飲んでも効率よく体に吸収されず、かえって脱水症状が進んでしまうことがあります。これを自発的脱水と呼びます。
さいごに
「自分は大丈夫」と思わず、今日の記事でご紹介したこまめな水分補給や体の冷却、適切な休息を心がけてくださいね。特に、お子さんの様子には注意してあげてください。
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