認知機能と運動

こんにちは!三の沢スポーツ接骨院です!

今回は認知機能と運動の関係についての記事になります。

近年、運動が高齢期の認知機能に強く影響を与える生活行動であることが知られています!運動不足の方を10%減らすことができれば約38万人、25%減らすことができれば約100万人ほどのアルツハイマー型認知症を世界から減らすことができると推測されています!

今回の記事では運動をすることで認知症を減少させるメカニズムについて簡単にお話しています!

運動が全身に与える影響について

運動は身体の様々な部位に影響を与えます。今回はその中でもアルツハイマ-病や認知症といった脳に対する影響について解説します。

運動が認知機能を改善するメカニズム

運動が認知機能に対する影響は過去にも発表されています

①運動習慣がないもの(運動習慣が週1回未満)に比べ、「週1回以上」の運動習慣があるものでは40%ほどアルツハイマー型認知症のリスクが低かった。

②普段の身体活動量の高い者(スポーツ、ウォーキング、旅行などの外出)と身体活動量の低い者では、60%ほど認知症のリスクを軽減したとの報告

活動的な生活をしているほど、認知機能を維持できることが知られている

では?なぜ運動により認知機能が維持・改善するのか?

運動することにより、脳血流量の増加、運動反応性の神経栄養因子(BDNF)、マイオカインが増加すると記憶を司る海馬の神経がつくられます。これにより認知症のリスクが軽減すると言われています(改善される一例です)

※マイオカイン:骨格筋(筋肉)から分泌される生理活性物質

どんな運動がいいの??

運動と言われてもどんな運動が効果的なの?となりますよね!

過去の報告ではほとんどが有酸素運動(ウォーキングレベル)による報告です。有酸素運動により脳の血流改善、マイオカインといった因子が増加すると言われています。無酸素運動レベルは高齢者にとって厳しい運動になるので、研究の対象がほとんどウォーキング・健康体操レベルの運動でした。

認知症予防に限らず、運動は健康につながると言われる一方で、運動不足は現代の課題となっています。少しでも運動の大切さを発信出来たらと感じています!

今回は以上になります。ここまでありがとうございました。

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